東京2020パラリンピック日程と注目の競技種目!チケットは?

日常の雑談

いよいよ2020年!
東京2020オリンピックに向かって益々盛り上がりを見せていますが、パラリンピックも同様に注目度が増してきています。

東京2020パラリンピック競技大会は8月25日に開幕!
実施される種目数は22競技、何と539種目もあるんです!

今回は、パラリンピックをさらに盛り上げるべく、競技日程と知っているようであまり知らない、主な競技種目をご紹介していきたいと思います。

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東京2020パラリンピックの競技日程とチケットは?

東京2020パラリンピック競技大会は、2020年8月25日(火)から9月6日(日)の日程で開催されます。
オリンピック競技大会が8月9日(日)に閉幕した後、興奮冷めやらぬ間に開幕を迎えます。

オリンピックのチケットは争奪戦で、抽選で外れた方が圧倒的に多く、またチケットの価格が高い事にも驚きましたね。
その点、パラリンピックのチケットは価格も高くなく、手が届きやすいのではないでしょうか。

それでもチケットはもう手に入らない・・と、諦めるのはまだ早いです!

パラリンピックのチケットの第2次抽選販売の申込受付期間は2020年1月15日(水)未明から1月29日(水)11:59(午前)までになっていて、今からでも遅くありません。 ←終了しました。

第2次抽選販売の抽選結果発表は、2月18日です。申し込まれた方は、公式チケット販売サイトでご確認をお忘れなく!!

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東京2020パラリンピックの競技は22競技539種目!

東京2020パラリンピックは、今大会から新競技として追加されたバドミントンとテコンドーを含め22の競技の539種目が、21の会場で実施され、パラリンピック史上最多の4,400人の選手による熱い戦いが、繰り広げられていきます。

圧倒的な迫力!団体競技

パラリンピックの競技種目には、チームで戦う競技がたくさんあります。
ここからは、団体競技の中から代表的な種目をご紹介していきます。

車いすラグビー

パラリンピックの競技で唯一、車いす同士がぶつかり合うタックルが認められているのが車いすラグビーです。

それゆえに激しいプレーにも耐えられるように頑丈な競技用車いすを使用し、ボールは楕円形のボールではなく丸い形の車いすラグビー専用球を使用します。

頚椎損傷などで四肢に障がいのある選手たちが、巧みに車いすを操作してゴールを狙います。

出場選手は障がいの程度に応じて、それぞれに点数が与えられている持ち点制の競技になります。

バスケット同様に、それぞれの障がいレベルにより0.5〜3.5点の持ち点があり、障がいが軽い選手は持ち点が高くて、出場選手4人の点数の合計が8点を超えてはならないルールがあります。

ローポインターと呼ばれる障がいが重い選手が、対戦相手の車いすをひっかけて進攻を止めるなどの、ボールを持っていない選手同士の激しい攻防も見どころのひとつ。

2019年ワールドカップでの日本代表の活躍で、注目されているラグビーですが、車いすラグビーも見逃せない面白さです。

車いすバスケットボール

下肢に障がいのある選手が、プレーするバスケットボール。

使用するコートの広さやリングの高さは一般のバスケットボールと同様です。

競技用車いすを巧みに操ってのスピーディーなパスワークが魅力。

パラリンピックの競技の中でも人気のある競技のひとつです。

車いすバスケットボールの大きな特徴は“クラス分け”と言われる障がいの重さによって違う持ち点にあります。

持ち点は、障がいの重い1.0点から最も軽い4.5点まで0.5刻みになっていて、コート上の5人の合計点は14点以内と決められています。

障がいが重い選手も十分に活躍できるシステムになっています。

ダブルドリブルなし、ボールを持った状態で車いすを3回漕ぐとトラべリングなど、独特なルール以外は一般のバスケットボールと同じなので、普通にバスケットが好きなら観戦しやすく楽しい競技だと思います。

5人制サッカー

視覚障がい(全盲)のある選手がプレーする5人制のサッカーです。

フィールドでプレーする選手4人はアイマスクを着け、音が鳴るボールを音だけを頼りにドリブルやパスでゴールを狙って攻撃します。

フィールドには、ボールがサイドラインを出ないように、両サイドに壁が設けられています。

選手たちは、味方にゴールの位置や距離、角度などを伝えるガイド、眼に障害がない者か弱視の者が務めるゴールキーパー、ベンチに立っている監督の声を聞きながらプレーをします。

アイマスクをしている選手が、本当に見えていないのか不思議に思ってしまうようなスーパープレーを見せてくれるのが5人制サッカーです。

選手は、仲間の声やボールの音を頼りに自分の位置を把握し、周囲の動きをイメージしながらプレーしています。

思わず声を上げて応援してしまいそうになりますが、熱い声援はぜひ心の中でお願いします。

シッティングバレーボール

シッティングバレーボールは、床に臀部(でんぶ)の一部が接触した状態でプレーをする6人制のバレーボール競技です。

一般のバレーボールよりネットの高さは低く、狭いコートでプレーします。

サーブ、ブロック、スパイクなどは床から臀部が離れてはいけないが、レシーブの際短い時間ならば床から離れてもOKとされるルールがあります。

主に足に不自由がある選手がプレーしますが、国内では現在、いわゆる健常の人たちも楽しめるスポーツとして普及が期待されている競技です。

ゴールボール

視覚障がいのある選手がプレーします。パラリンピックのみの特有の競技です。

鈴が入ったバスケットボールより少し大きめのボールを互いに投げ合い、得点を競いあうチーム競技です。

1チームは最大6人で編成され、コート上の選手は3対3で対戦します。
プレーする選手は、視力の障がいの程度に関わらず、アイシェードと呼ばれる目隠しをした、全盲状態でプレーする競技です。

選手自身が動く音を消した移動攻撃や、味方の声を頼りにすばやくパスを交換するなど、多彩な攻撃が見どころです。

選手たちは、相手選手のかすかな音を聞き分けボールの動きを読み、体全体を使ってゴールを守ります。

あまり知らない方が多いかもしれませんが、日本の女子代表チームは2004年初出場したアテネ大会で銅メダルを手にし、2012年ロンドン大会では金メダルと世界の頂点に立ちました。
この金メダルは、パラリンピック団体競技で日本チーム史上初の快挙でした。

東京2020大会では、男女とも出場するのでメダルにも大いに期待ですね。

ゴールボールもサッカー同様に、音を頼りにプレーするため、試合は静寂の中で行われます。

審判が「Quiet Please(お静かに)」とコールをしたら、試合開始の合図です。

声援は心の中で行いましょう。携帯電話などの配慮も忘れずに。

自分の限界と闘う!個人競技

団体競技でのチームプレーも心が熱くなるところですが、ここからは個人の力が際立つ、個人競技をご紹介していきます。
日本が世界に誇るレジェンドのプレーを間近で観戦できる、またとないチャンスでもありますね。

車いすテニス

車いすテニスは、ツーバウンドでの返球が認められている以外は、一般のテニスのルールと何も変わりません。

男女別のシングルス、ダブルスのほかに、障がいの程度が重く、男女混合のクアードクラスと言うクラスも実施されています。選手によっては握力が弱いため、テーピングでラケットと腕を固めるなどしてボールを打ち返す選手もいます。

頸椎損傷の選手が多く、電動の車いすでプレーする選手もいますが、グリップチェンジができない分、頭脳的なプレーが随所に見られるのがすごいところです。

日本選手では、世界的にも有名な国枝選手がいますね。巧みに車いすを操りながら、コートを走り回る姿は、必見です!

水泳

日本がメダルをたくさん獲得してきた競技が水泳です。

機能障がい、視覚障がい、知的障がいなどのさまざまなハンデを持った選手が活躍しています。

競泳選手と言っても、障がいの種類も選手個人のレベルも異なるため、あらかじめクラス分けされたクラスの中でタイムを競って、順位を決めていきます。

なお、下肢に障がいのある選手は飛び込み台からのスタートが難しいために、水中からのスタートが認められています。

視覚障がいクラスで欠かせないのが、見えない選手に壁を知らせる「タッピング」の技術です。

タッピングバーと言われる長い棒状の先に丸いものが付いています。選手の頭にちょんとタッチして合図を送っているところを見た方も多いと思います。

全盲クラスには安全確保などのため義務づけられているそうで、選手は合図をもとにターンするので、タッピングの良し悪しがタイムを左右することもある大切な技術になります。

通常の競泳とは違った視点で、楽しむことが出来るのがパラリンピックの面白さです。

バドミントン

東京大会からパラリンピックの正式な競技になりました。

世界ランキング上位に日本の選手が多く、オリンピックでもメダルが期待され、バドミントン競技自体に注目が高まっています。

パラリンピックでは、座ってプレーする人の「車いす」と、上肢、下肢の障がい、低身長の「立位」に分かれていて、障がいの程度により、区分されたクラスごとにメダルを争います。

車いすカテゴリーは、シングルスの半面分のコートを使用するなど独特なルールが適用されます。半面という狭いコートならではの、プレーの駆け引きやラリーなど、全面コートよりも攻撃のテンポが速くなり、車いすのチェアワークや瞬時に配球を読む力が求められます。

コートが狭いからこその、スピード感と戦略的な駆け引きは手に汗握る見ごたえがあります。

陸上競技

オリンピックと同様に、パラリンピックでも多くの観客を集める人気の陸上競技は華があります。

車いす、義足、視覚障がい、知的障がいなど、さまざまな障がいのある選手が出場します。

この競技も、選手は障がいの種類や程度によって区分され、クラスごとに順位を競い合います。

陸上競技用の車いすやカーボンファイバー製の義足、バランスを取るための義手など、障がいの特性に合わせた用具をしなやかに使いこなすアスリートたちに大注目です。

視覚障がいの選手の中でも、全盲と重度弱視クラスの選手は、目の代わりとなるガイドランナーとともに競技することが認められています。

選手はガイドランナーから口頭で指示を受けることができ、選手とガイドランナーは肘をつかむか、ロープを使って競技を行います。選手とガイドランナーとも絆にも注目ですよ。

下肢に障がいがあり、立位で競技するクラスのトラック種目では義足を必ず付けなければならないルールがあります。

スポーツ用の最新義足を用いる選手が圧倒的に多いです。

使える筋力を高めて、義足を上手に使いこなす競技テクニックも重要な要素になります。

パラリンピックでしか見られない、障がいの重い選手のために考案された投てき種目があります。それがこん棒投げと言われるボウリングのピンに似た棒を使用して行う競技です。

投てきサークルに固定された車いすや台に座り、こん棒をどちらか片方の手で握ってから投げるのですが、投げ方は前向きでも後ろ向きでもよいとされています。

ボッチャ

ジャックボールと呼ばれる白いボールを投げた後に、対戦する両者がそれぞれ赤と青のボールを6球を投げ合って、自球をよりジャックに近づけたチームまたは個人が勝者となる競技です。

手で直接投げることのできない選手はキック、あるいは競技アシスタントのサポートを受けながら、ランプと呼ばれる投球補助具(ボウリングの補助具と同じようなもの)を使ってボールを転がすことができます。障がいの重い選手も参加しやすい競技です。

重度脳性まひ者や四肢の重度機能障がい者のために考案されたヨーロッパ発祥のスポーツです。

投球したボールをいかに的確に目標に近づけられるかや、相手のボールをうまく利用して自分のボールを有利にするかなど、決して華やかではない競技ですが、選手のテクニックや戦略が光る競技です。

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まとめ

今回、紹介した競技以外にも、卓球や柔道、カヌーやボート競技など大注目の競技がまだまだあります。
東京2020パラリンピックの競技スケジュールは、大会期間中を通じて盛り上がるように、人気がある競技がバランスよく配置した日程が組まれています。
また、家族連れをはじめ、幅広い年齢層の方が競技会場に足を運びやすいような時間設定になっていて、全22競技のうち19競技が22時以前には最後のセッションが終了するスケジュールになるようになっています。

パラリンピックは、オリンピックが華やかにフィナーレを向えた後に始まる大会なので、応援する方も燃え尽きてしまった後と言う感じになりがちです。

パラリンピックは身体の特徴ゆえに独特のルールこそありますが、何らオリンピックと変わらず、出場する選手はみんな、鍛え抜かれた本物のアスリートです。

特別ではないし、何も違うことはありません。

オリンピック同様にパラリンピックも日本代表を、そして各国から東京に来てくれた本物のアスリートに熱い声援を送って応援しましょう!

GO!NIPPON!

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